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■ありえないことが起きる!売上限界突破物語■06107その174
■174:質問2:学校に、企業家精神や顧客満足経営を取り入れるには?■
今回の質問は、公立の学校の経営について勉強を勉強中の学生さんから、学校経営に関してです。
●学校経営の成果を何で測るかがポイントです●
・・・前回からの続き・・・
[質問2]
私は学生なんですが、今、公立の学校の経営について勉強しています。
公立の学校というのは、売上を伸ばすことが目標ではないのですが、
私は、顧客満足型経営を学校経営に取り入れるべきだと思うのですが、
実際に経営コンサルタントをされている砂田さんは、
学校に、企業家精神や顧客満足経営を取り入れることに関してどのようにお考えですか?
[答え]
ポイントは、学校経営の成果を何で測るか?という話です。
簡単にいうと、そういうことです。
会社だと、業績、売上げであったり、粗利であったり、客数であったり、社員の数であったり・・・
まあそういうことで成果を図りますよね。
じゃあ、学校ですと、何を成果としますか?ということです。
学力伸ばすことを成果にしてもいいですし、
学校が荒れている場合は、荒れをなくすことを成果にしてもいいわけです。
成果を何にするかが決まっていればいいんです。
これが一番大切です。
要するに、的(まと)の話です。
大阪のある高校の教頭先生が、「売上げ限界突破法」セミナーに参加された際、
その後の茶話会で同じ事を話されていました。
学校というのは非営利組織のため、
企業的な考えやノウハウとは少し違うということを言われていました。
でも、何が違うのかな?ということです。
僕から言わしてもらうと、要するに「WIN-WIN」になったらいいわけです。
何をもって「WIN-WIN」とするか?
何をもって「成果」とするか?です。
生徒数が増えるのでもいいですわね。
先ほども言ったように、それこそ生徒の学力が上がることでもいいです。
PTAの方の参加数が増えることでもいいです。
とにかく、そこが決まったら、
それを達成するためにすべきこと、必要なことは全部明確になり、決まります。
肝心のこの点が決まっていないのが最大の問題と思います。
的を定めよ!
ゆれる的には当たらない!
・・・ということです。
・・・続く・・・
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