感動方程式でまず、大切なことは
お客様の商品サービスに対する「事前期待」
これは、お客様がその商品やサービスを利用する前に、
自分にとってどれだけのメリットがあるのか、
喜びがあるのか、便益があるのか、
そういった事前期待です。
期待というのは、
必ずしもワクワクするという意味じゃないです。
予想したり、想定するというものです。
その事前期待を事後満足が上回ることです。
この状態を感動と言います。
感動=お客様の持っておられる事前期待<事後満足。
簡単に言うとそういうことです。
何かの商品・サービスをお客様が利用するとします。
皆さんが何かを買ったり、何かを使ったりする時に、
この商品・サービスだと、
これぐらいは自分に対するメリットがある
という事前期待が当然あるはずです。
それが、実際に使ってみたら、
事前期待を上回っていると嬉しいですね。
事前期待をどれだけ事後満足が上回るか。
上回るレベルが高ければ高いほど、
「うわ、すごい!これは素晴らしい!!」
という感動になるわけです。
そこがポイントです。
事前期待と事後満足が
ほとんど変わらないということであれば、
これは、「まあまあ、思った通りだな」という程度ですね。
思った通りだなという
事前期待と事後満足がほぼイコールという場合は、
悪くはないんですが、良くはない。
なぜかと言うと、
それは当たり前の話なので、
わざわざ選ばないというお客様の選択は十分あります。
この世の中で、
皆さんの提供している商品・サービスしかないという
本当の意味での「オンリーワン」の商品・サービスというのは、
ほとんどありません。
ほとんどの場合、
同業他社の類似商品が溢れています。