・・・ 前回からの続き ・・・
そもそも安くすれば売れるのか?
というと、そんなことはありません。
大切なことは、価格に見合った
「必要性・NEEDS」と「ほしさ・WANTS」を
あなたのターゲットにキチンと伝え、
買っていただくことです。
そうすれば、安易に安くする必要はありません。
安易な値下げは利益面でのダメージも大です。
価格を50%下げると、売上を2倍にすればいいと思うでしょうが、
そこまで簡単に売れないだけではありません。
原価自体が変わらなければ、
売上が倍増しても利益はそこまで増えません。
場合によっては、赤字になることもあります。
さらに、安易な値下げは品質や信頼を棄損しかねません。
価格には「安心保証作用」があります。
価格自体が、商品やサービスの安心感を保証するわけです。
一定の価格がついているから、
その商品やサービスを安心して利用できるという、
心理的な保証作用のことです。
「えっ!そんなに安くて、大丈夫??」
という疑念を抱かせてしまします。
たとえば、100万円以上のロレックス。
それが駅前の露天やディスカウントショップで、
1万円で売っていたらどうですか?
危なっかしくて買えません。
ここだけの話ですけど、
実は、私、昔、金ピカで、
たくさんのダイヤモンドがキラキラ光る時計をしていたんです。
そのブランド名を聞くと、笑いまっせ!
なんと、「ROLAX」。ロラックスですよ、ロラックス。
東京・浜松町のバッタもんを買ったんですが、
しばらくはクライアントに行くたび、
みんなから「砂田さん、いい時計してますねえ」と言われつつ、
よく見ると「ROLAX!」ということで、笑いを取れてました・・・。
・・・ 続く ・・・