167:コロンブスに学べ！

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■167:コロンブスに学べ！■
今回は、コロンブスの話しです。
●彼には見えていた！●
・・・前回からの続き・・・
以前、コロンブスの話をしました。
「地球には果てがあり、滝壷みたいになっている」
ということが常識だった中世、
「地球は丸い」
「丸いのであれば、西回りで行ってもインドに着く」と信じて、
新大陸、アメリカを発見しました。
この偉大なる発見は、簡単に成されたものではありません。
それまでは、ヨーロッパのイベリア半島を出航し、
そのまま南下して、アフリカ大陸沿いに下り、
アフリカ最南端の喜望峰を回り、
今度はアフリカ大陸を北上して、
その後、東へ進路を取り、
インドへ渡っていました。
それを、全く逆方向に行くわけです。
しかも、誰も行ったことのない、まさに前人未到の航路を開拓するのです。
コロンブスの船が進路を取ったのは、大西洋です。
広い海、見渡す限りの水平線。
行けども行けども、陸地は見えない。
不安は募ります。
その不安が講じて、船員の反乱が何度も起きます。
コロンブス船長の言うままに進んでいたのでは、いつ難破するか分からない。
そんな不安で、荒れる船員に対して、コロンブスは言い続けました。
「とにかく、西へ進め！」
コロンブスの中には、明確なビジョンがあったはずです。
それがありありとイメージとして、描けていたはずです。
確信があったはずです。
そのビジョン、確信がみんなの不安を鎮め、
新大陸発見という偉業を成し遂げさせたわけです。
・・・続く・・・
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