210:不登校の理由：心と経営シリーズその８ (2)

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■心と経営シリーズ！売上限界突破物法■060321その２１０
■210:不登校の理由：心と経営シリーズその８■
ＷＢＣ初代チャンピオン、日本！おめでとう！最高の試合でした。
今回からしばらくは、この前、開催した「心と経営セミナー」の内容を実録でお届けします。
行動を支配する心の傾向性を発見し、人を生かす洞察力を磨くのが目的です。
このシリーズ終了後、魔法のトークシリーズを再開します！
●条件付けられた「よい子」●
・・・前回からの続き・・・
親から愛される、見捨てられない、裏切られない「よい子」を演じるようになる・・・。
「よい子」になって、親の愛情、親の関心を引くわけです。
「よい子」って、どんな子ですか？
たとえば、手のかからない子、いうことを聞く子。
誰から見たら「よい子」かというと、親から見た「よい子」です。
子供としての本来の性質を発揮して伸びていく「よい子」ではない。
条件をつけられた「よい子」です。
「よい子」の条件は、徐々に変わります。
小学校に上がると、勉強できる「よい子」。
先生の言うことを聞く「よい子」。
かけっこの早い「よい子」。
こんなふうに変わってくる。
年齢が上がってくると、変わってくる。
不登校は、小学校の高学年から増えるパターンがある。
なぜ増えるか。
理由があります。
分数が始まる頃から不登校が増えるんですね。
低学年の頃は、訓練の世界です。
１＋１＝２とか３×３＝９とかは、何度もやればできる。
これは訓練でしょう。
訓練の世界は、繰り返しドリルとかやれば、誰でもついていける。
でも、小学校高学年から始まる分数、中学校からの関数になると、考える世界に入ります。
そうすると、ついていけない子が出てくる。
「よい子」を演じられなくなる。
これが続くと、親の期待に応えられなくなります。
愛情が受けられない。
うらぎられる、見捨てられる恐怖が根底にある。
そうすると、ある朝突然、無意識に急にお腹が痛くなる。
熱が出る。
これは自覚せずに、同情という愛情を引っ張る。
これが続くと、不登校になる。
不登校になると、行くところがないので、コンビニに行く。
そこで仲間ができるわけですが、ここでも２つの傾向性が現れます。
自虐的・防衛的と他虐的・攻撃的。
どちらもあるわけですが、
心の中にもった恐怖感、怒りが何らかのきっかけで爆発する。
例えば、不登校同士、コンビニなどでたむろしているうちに、
誰かからいやな目に合わされる。
それを払いのけたら、なぜわからないが相手に勝ってしまった。
そうすると、心のなかの他虐的・攻撃的が噴出し、不良化する。
反対に、自虐的・防衛的がさらに強くなり、引きこもる。
こんなパターンがあるわけです。
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