219:心の時限装置：心と経営シリーズその１７

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■心と経営シリーズ！売上限界突破物法■060411その２１９
■219:心の時限装置：心と経営シリーズその１７■
今回からしばらくは、この前、開催した「心と経営セミナー」の内容を実録でお届けします。
行動を支配する心の傾向性を発見し、人を生かす洞察力を磨くのが目的です。
このシリーズ終了後、魔法のトークシリーズを再開します！
●３５～４５歳で、気づかざるを得ない状況●
・・・前回からの続き・・・
傾向性に気づき、悪しき傾向性を正し、
良い傾向性をつくっていくことで、
使命がどんどん果たせます。
ところが、気づかない。
それが問題なんです。
気づかないままいくと、「有（う）」の状態になると言います。
「有」とは、仏教の概念です。
簡単に言うと、
「有」とは自分の考え、傾向性が凝り固まることです。
要は、これ以上、変わらないという状態です。
例えば、陶器を考えてみてください。
釜に入れて焼き上げる前の粘土の状態だったら、
いくらでも形を変えることができます。
ところが、焼きを入れてしまうと、、固まって変えようがない。
この状態で変えるには、木っ端微塵に砕くしかないのです。
つまり、自分の考え、生き方を完全に打ち砕く、否定するかありません。
仏教では、５０才で「有」の状態になると言います。
一般的には、５０才になると、
他の人から見て、「あの人は、こうしたらもっとよくなるのに」とか、
「ここを変えたらいいのに・・・」
と思うことが多々あります。
そんなことを他の人から、アドバイスを受けたとします。
確かに、指摘されたことは正しいし、自分でも変えたほうがいいとは思います。
でも、変わりませんよね。
なぜなら、「自分は、もう５０年間、この考えややり方で生きてきた。
今さら変えることなんて、できない・・・」
そんな感じです。
つまり、自分の人生を諦める。
そうすると、それ以上、成長することはありません、。
本来の使命を果たすこともできない。
「有」の状態にならないように、
４０才からプラスマイナス５才、
つまり、３５～４５才にかけて、自分が変わらざるを得ないような状態、
苦難困難、トラブルが現れるようになっています。
仏や神様が、最後の気づきのチャンスとして、
時限装置を仕掛けてくれているんだと思います。
そのとき、自分の傾向性をしっかりみつめる。
そうすると、自分ってこういう傾向性があるだと気づく、自分のことが分かる。
分かると変わることができます。
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