今回は、前回の最後にチラリと出てきた、流されずに踏ん張るための「秘密兵器」についてです。
この「秘密兵器」は、流されないための強力なストッパーとなるだけでなく、限界突破をはばむさまざまな要因をことごとく退けてくれます。
それは「ゆれない的」を持つこと。ただの的ではなく、「ゆれない的」であるという点が重要なのです。
多くの会社が、社是や社訓を掲げています。けれどもその内容、社員に浸透しているでしょうか。
会社としての理想や目標を定めたとしても、それを末端のスタッフに至るまで、本気で達成したいと思っているか?
ここを外してしまうと、いくら目標を掲げて頑張ろうとしても、いつのまにかうやむやになって流されてしまうのです。
まずはトップから末端まで、「的」を浸透させましょう。次は「的をゆらさない」ためにはどうすればよいか、考えていきます。
限界を感じると、「もう無理だ」「できっこない」という気持ちになり、的がゆれ始めます。しかし、その限界は何となく頭打ちだなぁというような、漠然としたものではないでしょうか。
具体的に、どこにどの程度の限界があるのか。的をゆらすものは何なのか。こういったことに気付いていないことが多いようです。
まずは気付くことがスタートで、気付かない限り変わりようもありません。
あなただけでなく、社員やスタッフのみなさんが認識している限界を明らかにしましょう。
その限界を作っている理由・原因をみつけ、どんな手を打っていくかといった、意識の限界から行動の限界までをセルフチェックしていきます。
そのためのツールが「限界認識シート」で、以下がその内容です。
頭の中だけで考えるのではなく、実際に書き出してみることが大切です。
書くことであいまいだった限界が明確になっていきます。ぜひ、実際に書いてみてください。問題が明確になってこそ、具体的な手を打つことが可能となるのです。
アデイナスの四正道経営コンサルティングでは、「愛・知・反省・発展」によって、お客様だけでなく自社スタッフとの関係においても「WIN-WIN」を実現しています。
スタッフが協力し合って、売上アップのためのアイデアを率先して実行しているような組織が発展しないわけがありません。そんな組織や会社を作っているトップが集う場を、見学してみたいと思いませんか?それも無料で。
詳細はこちら