★限界突破大賞 最優秀賞事例発表!
株式会社ガイア国際センターの楠田愛と申します。
このたびは限界突破大賞最優秀賞に選んでいただき、ありがとうございました。
私からは具体的にコロナの危機をどのように限界突破したか、
ポイントをまとめてお話しさせていただきます。
また、使命実現への想いについてお話しさせていただきたいと思います。
最初にコロナ危機を限界突破した方法についてですが、
大きく3つのポイントがあります。
1つ目は危機管理です。
2020年にコロナが始まったとき、一般にはこの状況がここまで長引くとは思われていませんでした。
しかし、私たちはコロナが始まった当初から簡単に終わる問題ではないという情報を得ていたので、
会社が生き残るために何をするべきかを綿密にミーティングしました。
ABCのパターンに分け、コロナが数ヵ月で終わった場合、半年以上続く場合、1年以上続く場合に分け、それぞれのパターンを考慮した上で借り入れをいくらにするのか。
最悪、ここまできたら倒産だろうというところまで考えました。
結果としてコロナは2年以上経て、今も私たちを取り巻く情勢は元に戻らず、日々変化しています。
この経験から日々のニュースに不安を煽られ、情勢に流されていては、判断を見誤り会社を守れないということ、情報の精査と危機管理の大切さを、身をもって知ることができました。
二つ目は自分たちの専門性を生かして、臨機応変にサービスを変えていったことです。
コロナで国際線が止まった時、突如抱えていた案件がすべて白紙になりました。
その状況から、国内の外国人の就職支援として一からスタートすることになりました。
外国人の支援は、本人のビザや置かれている状況によって高度な判断が問われる専門的な業務で、
入管法の知識だけでなく、長年の経験から外国人のパターンを即座に読み解く力が必要となります。
また、日本中から失業した外国人を集めてくるだけのネットワークも必要です。
この二つの強みに集中し、国際線が出なくてもできることをしたというのが二つ目のポイントだと思います。
一時は倒産を覚悟しましたが、幸運にも国内で足止めになった外国人への特例措置が発表されたため、その制度をサービスとして利用することをいち早く決めました。
変化への対応が早かったと思います。