転載します。感謝 すなだ
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☆2015年8月5日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]
■□神輿と国際紛争と、いじめ収拾 □■
地元の神社の夏祭りに参加しました。
神輿(みこし)や街路の提灯の準備、当日の運営と、本当に大変です。
しかし、クタクタにはなりましたが、町内が一つにまとまれますし、
歴史と伝統を毎年受け継げることが、何よりの成果だといえます。
祭り本番の、お神輿。集まってくれた担ぎ手さんたちは、
私の気のせいでしょうか、一般社会の比率よりも「読書人系」は少なめ。
「ガテン系」や「体育会系」が多めな感じです。
その中の一部に「ヤンチャ系」が少数いました。
例年、何のトラブルもないのですが、
今年はこの「ヤンチャ系」の担ぎ手さんが、少しトラブリました。
この事態を収拾したのは、「体育会系」の世話人。
ヒョロっとした「読書人系」だと、話にもなにもならず、
やはり体力と気迫をバックに「体育会系」が話すと、事態は収拾できるのです。
これを見て私は「ああ、国際関係・国際紛争と一緒だ」と思ったのです。
東シナ海の日中中間線で、中国がガス田を開発しています。
日本政府が口先だけで抗議しても、中国はガス田開発を止めるどころか冷笑し、
軍事拠点としての開発をも視野に入れているようです。
「読書人系」国家である日本では、
「ヤンチャ系」国家、中国は抑えられないということでしょう。
一方、南シナ海のベトナム沖でも、中国はガス田開発を始めました。
しかし、アメリカが空母機動部隊の威力をバックに、中国に圧力をかけたら、
話し合いに応じて引き下がる、ということがありました。
ことほど左様に、力をバックにしなければ、
「ヤンチャ系」の国も個人も抑えることはできないのかもしれません。
軍事力とは、戦争するためだけにあるわけではなく、
「抑止力」としての機能を果たす、という好例かと思います。
実は、この「抑止力」に関して、私が感じたことがあります。
それは「いじめ」に関してです。
この「抑止力」は、「いじめ」の収拾策に通ずるのではないか、と思ったのです。
先般の岩手での「いじめ」事件。
担任の先生は、加害生徒に対して、繰り返し指導をしていたようではあります。
しかし、いかんせん力をバックにしない「読書人系」の指導。
ある意味「口先だけ」で言っただけでは、「ヤンチャ系」には通じないでしょう。
しかし、学校の先生に「ガテン系」はいませんし、
全ての先生が「体育会系」でもありません。
だから、抑止力として別の「武器」を持たせる必要があると思うのです。
たとえば「出席停止」です。
「いじめ」や「授業の妨害」など、
他の児童・生徒の安全な学校生活を脅かす児童・生徒がいたとします。
そうした子供に「出席停止」という手段が取れれば、
それは「抑止力」にもなり、被害児童・生徒の人権を守ることにもなるでしょう。
確かに現在も「出席停止」という制度はありますし、
「いじめ防止対策推進法」にも述べられています。
しかし、「出席停止」をするには、学校は教育委員会にお伺いをたてなければなりません。
結果、「出席停止」はほとんど行われていません。
学校の判断で「出席停止」を行使できるようにすべきでしょう。
実際に出席停止にする必要はなく、
その制度が存在し適用され得る、と知っているだけで、「抑止力」になるのです。
こういう手段を取ると、「加害者にも授業を受ける権利がある」と、
人権派から攻撃されるかもしれません。
しかし、そこはオルタナティブスクールといわれる「別メニュー」を用意することで解決を図るべきでしょう。
予算や人員の問題はありましょうが、
いじめで自殺にまで追い込んだり、学級崩壊させることを座視していてはならないと思います。
たとえば、お神輿で「ヤンチャ系」の好き放題に放任していたらどうなるでしょう。
普通の担ぎ手さんは、嫌気が差して祭りに参加しなくなるはずです。
同様に、加害児童・生徒を放置してしまっては、
公立学校教育全体が、地盤沈下をしてしまう可能性があります。
せめて「抑止力」としての「出席停止」を。
非武装の無腰で戦わざるをえない教職員たちのためにも。
そして、被害にあい、生命を捨てざるを得なかった子供たちのためにも。
さらには、理非曲直を教えられず、獣のような心に堕ちつつある加害児童・生徒の心のためにも。
建前としての「平等教育」や「人権教育」では、解決は困難でしょう。
「抑止力」を持った、力強い教育を。
それでこそ、子供の生命も「ヤンチャ系」の心も救われるはずです。
悲劇を看過することは、社会全体の敗北です。
解決策は、必ずあるはずです。
智慧の限りを尽くして、子供たちを救いましょう。
担当 こしがやじろう
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