211:人間関係に悪影響を与える傾向性：心と経営シリーズその９

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■心と経営シリーズ！売上限界突破物法■060323その２１１
■211:人間関係に悪影響を与える傾向性：心と経営シリーズその９■
今回からしばらくは、この前、開催した「心と経営セミナー」の内容を実録でお届けします。
行動を支配する心の傾向性を発見し、人を生かす洞察力を磨くのが目的です。
このシリーズ終了後、魔法のトークシリーズを再開します！
●心の奥底から腐臭を放つ●
・・・前回からの続き・・・
たとえ、親から見た「よい子」を演じられなくなっても、
多くの人は、こうはならない。
なぜかというと、小学校の高学年くらいになると、新たな人間関係ができるからです。
幼少時の親子関係は、親の支配が絶対的ですよね。
ところが、学校などで、友だちができたりすると、
親子関係以外の色々な人間関係ができるので、親に依存しなくてもよくなる。
自分の満たされなかった思いが、色々な人間関係で満たされるようになる。
でも、それで本当に満たされたか、解消されたか。
というと、そうではありません。
多くの場合はトラウマになるような心の傷は解消されずに、
心の奥底にしまいこみます。
そして、その上に蓋をして、コンクリートを打つように塗り固めてしまい、
そんなことがなかったようにしてしまう。
悪しき感情、悲しさ、つらさをなかったように振舞う。
でも、その悪しき感情は、自分の心の奥で解消することなく、
年月を追うごとに、腐り、醗酵して、腐臭を放つようになります。
その腐臭が漂い、自分で気づきます。
人間関係が何かしっくりいかないとか、人と会うと漠然とした不安がぬぐえないとか。
さらに、その腐臭は、人にも伝わります。
そして、仕事や家庭など、多くの場合、人間関係に悪影響を及ぼします。
こうしたことは、自己分析していくと、結構、わかる。
気づけば、変わることができます。
説明してきたように、親に見離される、裏切られる恐怖がある。
これがトラウマになる。
「よい子」を演じようとする。
演じきれなくて、「人生の悲劇」が始まっていきます。
では、具体的な事例をお話します。
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