114:炭火理論！

■ありえないことが起きる！売上限界突破物語■05090８その１１４
今日は、東京で全国大手の支店研修です。
■114:炭火理論！■
今回からは、いかにして情熱の火をつけるかという
「炭火理論」に関してのシリーズです。
●上杉鷹山のエピソード●
・・・前回からの続き・・・
限界突破を実現させるための
考え方やツール、ノウハウについて紹介してきました。
でも、最も大切なことは、
的が定まっていることであり、
その的に向け、突き進んでいくトップの情熱です。
的、ゴール、志があるから、
情熱が燃えます。
その的、情熱を共有するために、
ビジョンを明確にし、計画、ストーリーを立て、
日々、重点行動を展開する。
それが限界突破への道です。
ここで、「炭火理論」というお話をさせて頂きます。
上杉鷹山の話です。
上杉鷹山は本やドラマで何度も紹介されているので、
知っておられると思います。
宮崎の３万石の小藩出身の鷹山は、
上杉謙信を源流とする名門の米沢藩に養子で入り、
藩主として、改革を成し遂げるわけですが、
当時の米沢藩は会社に例えると、
倒産寸前のガタガタの会社です。
江戸時代の幕藩体制、幕府と藩の関係は、
簡単に言うと、幕府が親会社、本社で、
藩が子会社や支店、営業所という関係です。
親会社、本社からみて、藩の業績が悪かったら、
潰すか統廃合する。
米沢藩はそんな状態だったわけです。
そこに上杉鷹山が養子としてやってきて
１７才のときに藩主になり、
若手の幹部と協力して、改革を行います。
いつの時代も、どこの組織でもそうですが、
改革に対してすごい反発が起きます。
特に、ベテラン、先代からの番頭クラスの反対が改革の行く手をさえぎります。
・・・続く・・・
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