５５：コーヒーカップを回す方法とは？！

■ありえないことが起きる！売上限界突破物語■050604その５５
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今日は博多で１件打合せた後、神戸の老舗商店のコンサル相談に行ってきました。
しかし、最近の神戸はホント、ファッションの発信源ですね。実感しました。
●５５：コーヒーカップを回す方法とは？！●
前回は「コーヒーカップ理論」に関して、最悪のパターンである「プロダクトアウトの発想」についてでした。
今回は、２つ目のパターン「手替え品替え発想」に関してです。
●最大の問題は、自分の立場を変えないということです！●
・・・前回からの続き・・・
第２のパターンは、コーヒーカップを回す方法です。
これは少し頭のイイやり方です。
相手を無理矢理引っ張ってくるのは、
やっぱり良くない、ダメということで、
コーヒーカップをグルッと半回転させます。
そうすると、相手の立場を否定せず、
反対側が見えます。
お互いの立場はそのままで、
自分から見えなかった部分が見えます。
グルッとまわすことで、
確かに取っ手が付いていることが、あなたも確認できます。
私の側からも、見えなかったマークを見ることができます。
「なるほど取っ手があったんだ」
「マークがついてたんだ」
と、お互い、納得します。
相手を否定してた第１パターンよりも、よっぽどマシです。
でも、問題があります。
何が問題かと言うと、
最大の問題は、自分の立場を変えないということです。
自分の正しさや自分の見方、考え方を変ないということです。
自分を変えず、対象物だけを変えるので、
「手変え品変え発想」と言います。
これがダメなら、あれはどう？
それでもダメならこれは？
・・・という具合に、
相手のニーズなどお構いなしに、
一方的に、「これはどうだ」「あれはどうだ」と、
手を変え品を変え、押し付けていくパターンです。
こんなこともやっていることってないですか？
私も、ニーズに応えるためと言いつつ、やってるんですねえ・・・これが！
トホホ・・・
・・・続く・・・
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