４９：結局は何も守れず、失ってしまう！

■ありえないことが起きる！売上限界突破物語■050526その４９
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●４９：結局は何も守れず、失ってしまう！●
前回は、自分、自社のＷＩＮ、利益だけを考え、自分を守ろうすることが、
結局は破局を招くということでした。
今回は、その典型的な例をみてみましょう。
●「ＷＩＮ－ＬＯＳＥ」の守り方をしていることはありませんか？●
・・・前回からの続き・・・
鳥インフルエンザ事件では、対応のまずさが目立ちましたよね。
最初、社内で、鳥インフルエンザの疑いがあることが分かったとき、
すぐに、関係方面に報告して、
しかるべき対処をしようとの声があったそうです。
ところが、まだ、その疑いがあるという段階だったので、
会長がストップをかけたそうです。
まずは、様子をみようということでした。
様子を見ているうちに、大量に鳥が死んでしまいます。
どうすべきか、混乱するうちに、
公にするタイミングを失ったと言います。
これも会社を守るためだったんでしょう。
何とか会社を守ろうとした会長は、自ら命を絶ちました。
自分の命に代えてでも守ろうとした会社も倒産しました。
私はコンサルタントであると同時に、経営者です。
だから、あの会長や社長の気持ちもわからないわけではありません。
きっと、自分を守る気持ちなんてなかったと思います。
自分自身のことではなく、自分の会社や社員、家族のことを守りたかったんでしょう。
でも、何にも守れなかったわけです。
ここまでヒドイことは、普通、起きません。
でも、ちょっとしたことで、自分だけを守るという
「ＷＩＮ－ＬＯＳＥ」の守り方をしていることはありませんか？
うちの会社はそんなことないって、胸を張りたいですよね。
・・・続く・・・
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