人との関係を表す言葉でよく使われる「ギブアンドテイク(give and take)」。
「何かを与えた代わりに何かをもらう」といった互助関係と「最初からお返しが来ることを期待している」というニュアンスも持ちます。
「欲しければ、まずは自分から他人に与えよう」つまり、目的は「自分が利益を得ること」。
ビジネスにおける意思決定は、費用対効果、損得勘定、「ギブアンドテイク(give and take)」で行うのが通常ですが、弊社クライアントの株式会社ガイア国際センター様(外国人専門有料人材紹介)は、2020年3月、コロナ禍で国際線飛行機が全面ストップになり肝心の外国人就労者が入国できず、自社が倒産の危機に直面していた時、雇い止めになり帰国もできない外国人に、無償で住まいと食事を提供しました。
「危機の時だからこそ、与える愛を実践しようと思いました(楠田社長)」
失業してビザが切れそうな外国人に、食事と住むところ、再就職先とビザ取得を支援。
そこに「食事と住まいと仕事を与えた代わりに何かをもらう」という気持ちは、一切ない。見返りを期待しない、ただただ与えるだけの行動を神様は見ていたのです。
海外から入国ができず労働力が確保できなかった会社に帰国できなかった外国人を紹介したところ、とても感謝されました。
一宿一飯(実際には十宿十飯以上)を与えられた外国人も恩義は忘れなかった。
自国に帰り、優秀な人材を直接紹介してくれるようになったのです。
結局、2020年はコロナ禍の中、売上前年比260%を記録。
2021年も過去最高を更新し、コロナ前の400%となりました。
お釈迦さまは幸福を求める人に、見返りを期待しない布施(ふせ)を勧められています。
キリストもルカによる福音書のなかで「与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる」と説かれています。
真理は、ひとつです。
まず、与えること。ただ、与えること。
ギブ&ギブで売上400%
ゴールデンエイジは、「与える人」こそ成功する時代だ。